JAIST 北陸先端科学技術大学院大学 マテリアルサイエンス系物質化学領域 松村和明研究室 Weblog

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MarkIUMRS-ICAM2017

IUMRS-ICAM2017が8/27-9/1まで京都で開かれ、参加してきました。
材料学会のアジア地域国際学会です。
バイオマテリアルからエレクトロニクスまで、幅広い内容の
研究発表が多数ありました。
当研究室からは、Monika(D3)、Arm君(M2)、大熊君(M2)、趙君(M2)
が参加しました。

関連してMRS-Jという学会が12月に横浜で開かれますが、
その中の「先導的インターフェイスの確立」というシンポジウムの
Co-organizerをしています。楽しみです。

Monikaの発表です

Arm君の発表です

大熊君の発表です


趙君の発表です

集合写真です

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Mark2017.5論文情報

Monika Patelさん(D3)の論文が、Journal of Materials Chemistry B
の表紙に選ばれました。
Congratulations!

二つの異なるミセルから、異なる薬物の徐放が独立に制御できる
ことを示した論文です。きれいな概念図に仕上がりました。


雑誌の表紙です

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Mark2017.4論文情報3

博士課程3年のMonika Patelさんの研究が、
Journal of Materials Chemistry Bに受理されました。
Congratulations!
Switchable release nano-reservoirs for co-delivery of drugs via a facile micelle-hydrogel composite

カチオン性およびアニオン性の両親媒性ブロックポリペプチド
を合成し、ミセルを作成しました。それらを混合した状態で、
一方のミセルのみを架橋したゲルを作成することで、ミセル
内に封入した別々の薬物を独立に放出制御できる技術を開発しました。
カチオン性のミセルは架橋されており、アニオン性のミセルは
制電的相互作用でゲル中に分散しています。この状態でpHを低く
するとアニオン性のミセルがプロトン化して構造が崩れ、内包物を
放出します。pHを高くすると逆に現象が起きます。
また、架橋密度を制御することで、内包物の放出挙動をスイッチング
することが可能になるなど、興味深い挙動を示すことがわかりました。
この技術により、ゲルから複数の薬物の放出挙動を、独立に制御する
ことが可能となり、高度なドラッグデリバリーシステムへの
展開が期待できます。

論文の図です

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Mark2017.4論文情報2

Robin君(研究員、2016年6月博士取得)の論文が
Scientific Reports誌に掲載されました。
Inhibition of protein aggregation by zwitterionic
polymer-based core-shell nanogels


双性イオンポリマーであるポリスルホベタインに、タンパク質の
凝集抑制効果があることを報告してきましたが、今回は、疎水性
ユニットを加えたナノゲルとすることでさらに高い効果を得ることに
成功しました。今後はそのメカニズムにも注目していきたいと思います。

図のNGFというのが、最も効果の高いナノゲルで、縦軸は90℃に熱したときの
リゾチームの酵素活性です。80%近くの活性が維持されていることがわかります。

論文の図です

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Mark2017.4.論文情報

阪口さん(単位習得在学生)の論文が公開されました。
Facile preparation of transparent poly(vinyl alcohol)
hydrogels with uniform microcrystalline structure
by hot-pressing without using organic solvents

透明かつ高弾性率のポリビニルアルコールハイドロゲルの
新しい作成手法に関する研究です。
高濃度溶液を熱プレスするだけで、一旦結晶が溶解し、
再度結晶化する際に透明なゲルになるという手法です。
この手法では、これまで必要だった有機溶媒を使うこと無く、
さらに内部の結晶構造をよりfineにすることが可能で、
将来的により高弾性率のゲルの設計につながる研究です。
人工軟骨としての応用が期待されます。
苦節5年、ようやく論文になりましたね。


論文のGAです


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Mark論文表紙掲載(selected as a journal cover)

修了生のEsha Dasさんの論文が、雑誌のカバーイラストに
選ばれました!
雑誌の表紙です。

分子内にプラスとマイナスの電荷を持った両性電解質高分子
である、カルボキシル化ポリリジンが、水溶液中で液-液相分離を
起こすことを報告し、その挙動が、高分子濃度、分子の疎水性、
溶液の塩濃度などのより制御可能であることを示しました。
また、架橋を加えてハイドロゲルとすることで、温度応答性の
体積相転移も起こる事を示しました。
今回の温度応答性は、LCSTとよばれる、温度を上げると相分離が起こる
挙動であり、水分子の脱水和が関係しているため、一般的には
親水性と疎水性のバランスが重要です。今回は、さらに電荷による
静電的相互作用も大きく関与している興味深い挙動が見られました。
写真は、高分子水溶液が相分離を起こして、液滴(コアセルベート)
となっているところの顕微鏡写真です。今回はかなり基礎的な
内容ですが、表紙に選んで頂けて喜ばしく思っています。

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Mark論文情報2016.11

松村研の卒業生のEsha Dasさんの論文が
Journal of Polymer Science PartA Polmyer Chemistry
に受理されました。
Tunable phase-separation behavior of thermoresponsive
polyampholytes through molecular design


journal coverです
GAです

カルボキシル基を導入したポリリジンが、温度依存性の液液相分離
挙動を示すことを報告しました。この相分離は、ポリマー濃度、塩濃度、
疎水性の側鎖に大きく依存したLSCT挙動を示しました。
つまり、温度を上げると濃い濃度相と薄い濃度相に相分離するのですが、
そのポリマー間の相互作用が静電的相互作用である点が興味深い所です。
PNIPAMなどのようにLCSTを示すポリマーは多数報告されていますが、
両性電解質高分子が、その分子内および分子間での静電的相互作用
により相分離を示すことはあまり報告されていません。
この論文では、さらにこの高分子をゲル化させることで温度応答性の
ゲルへの応用も示しました。
卒業から3年目と時間がかかってしまいましたが、ようやくデータが
日の目を見ることとなってほっとしました。


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Marknanoscale誌バックカバー採用

D3のSanaのNanoscale誌に掲載された論文のイメージが
雑誌のバックカバーイラストに採用されました。

カバーイメージです

凍結濃縮によって細胞内にリポソームが取り込まれる様子がCGで
再現された、きれいな図です。
本論文はオープンアクセスになっていますので、引用が増えることを
期待しています。
論文は掲載されて終わりではなく、如何にたくさん引用されたかが
その論文の価値を決めます。引用されると言うことは、その論文が他の
研究者を触発し、次世代の研究につながったことを
意味するからです。

他の研究者をインスパイアするような研究成果を出すことが研究
を続ける意味の一つです。

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Mark化学会生体関連化学若手会~IFPB2016

9/6に金沢駅地下もてなしドームで行われた日本化学会の
生体関連化学部会若手会に招待講演として呼ばれて行ってきました。
凍結濃縮によるDDSの話題を講演させて頂きましたが、大変熱心に
多数の質問を頂き、勉強になりました。
オーガナイザーの山口拓実先生、渡邊先生お疲れ様でした。
会場が駅地下というのが、斬新でした。盛況でした。

会場写真です
幕で仕切られた会場。陣地みたいです。

9/7-9に大阪成蹊大学で行われた
9th International Conference on Fiber and Polymer Biotechnology
という国際学会に、D3のSanaとD1のPunnidaと参加してきました。
Punnidaは9月末に一旦タイに帰国するので、初めての学会参加が
間に合って良かったですね。

Sanaの発表です

Punnidaの発表です

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Markデリー大出張

JSPSの二国間共同研究に関するキックオフミーティングで
インドのデリー大に来ています。今年はすでに二回目のインド。
暑いかと思いきや、雨が降っていてちょうど良いぐらいです。

Prof. Rawatと今後の研究の進め方について打ち合わせをしました。
今回の共同研究はデリー大主導型で、先方で合成したナノマテリアル
の細胞毒性を調べたり、DDS応用を目指したりするのがこちらの
役割です。

メールですむと言う考え方もありますが、面と向かって話をして
やることを決めた上でそれを共有することが大事だと思います。

Profたちとの記念写真です
いつものメンバーで写真をとりました。相変わらず濃いです。

Sparshとの写真です
今回は昨年卒業したSparshさんと現地で会いました(黄色)。
Rawat先生の所の学生さん(青)と一緒にQutub Minarという塔
をバックに写真を撮りました。その昔、誰かが何かのために立てた塔です。
廃墟になっていて良い感じの場所です。

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