JAIST 北陸先端科学技術大学院大学 マテリアルサイエンス系物質化学領域 松村研究室 公式Blog News

SLTB参加

9/11-13まで英国マンチェスターで開催された
Society for Low Temperature Biology (SLTB2024)に参加してきました。高分子凍結保護剤で世界的権威のProf. GibsonがOrganizerです。
私も発表してきました。
論文を読んでます!と言ってくれる研究者が多くいたのは
とてもうれしいですね。

Prof. Gibsonと

加藤君もポスター発表しました。
加藤君のポスター

凍結保存研究も色々とあって、保護剤を細胞内に導入するという
チャレンジングな内容が受けたのか、ポスター賞をいただきました!
おめでとう。
ポスター賞受賞

会場はマンチェスター大学構内のManchester Institute for Biotechnology
というセンターで、大変新しく、きれいな施設でした。Gibsonの
研究室も見学しましたが、研究機器類の充実に驚きました。
MIBです
少し体調を崩しましたが、楽しい学会でした。

国立北陸先端科学技術大学院大学 松村和明研究室のホームページです。
http://matsu-lab.info/

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共同研究企業と実験中

超越バイオメディカルDX研究拠点を共同研究先の
東レリサーチセンター様にお使いいただいています。

良い成果が出ることを願っています。
共同研究実験中

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東レリサーチセンターとの共同研究成果をプレスリリースしました。

東レリサーチセンターとの共同研究成果をプレスリリースしました。

Nanoscale intracellular ultrastructures affected by osmotic
pressure using small-angle X-ray scattering

Biophysical Chemistry, 312, 2024, 107287

論文の図です

細胞は、細胞膜や細胞質、細胞小器官などさまざまな部分から成り
立っています。
これらの構造を「細胞の微細構造」と呼び、細胞のさまざまな機能を発現するために
重要な役割を果たしています。
細胞の微細構造は非常に小さく、通常は電子顕微鏡や超解像蛍光顕微鏡を用いて観察します。
我々は、小角X線散乱を用いて、ナノメートルスケールのレベルで細胞の微細構造を解析する新しい方法を開発しました。

この方法は、低温など特殊な環境での観察も可能で、新たな細胞の微細構造の観察法として期待されます。
また、近年注目されている「相分離生物学」では、細胞内のタンパク質や核酸の凝集や分散などの相分離現象が、
細胞の柔軟な機能発現に重要な役割を果たしているとされています。
今回用いた小角X線散乱では、相分離構造を高感度で観測することができ、細胞生物学や再生医療の発展に貢献することが期待されます。


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